経済産業省関東経済産業局は、平成31年1月29日に川崎市役所（川崎市）において、VOC排出抑制セミナー（関東地域）を開催する。VOCを適切に管理することは大気汚染防止だけでなく、職場環境の改善、悪臭問題の解消、コストの削減等の効果がある。VOCは、揮発性有機化合物の略称で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれているトルエン、キシレン、酢酸エチル、トリクロロエチレンなどが代表的な物質。同セミナーでは、中小企業の方が取り組みやすいVOC排出抑制の具体的事例や、労働安全衛生法等改正に伴いこれから必要になる対策等を紹介する。セミナーでは、1)神奈川における大気環境の現状と課題、2)有機溶剤取扱い職場の健康障害防止対策、3)産業洗浄現場におけるVOCの排出削減の具体例、4)部品塗装のＶＯＣ排出削減に役立つ現場の改善について講演を行うという（参加：事前登録制）。