林野庁、「平成29年木質バイオマスエネルギー利用動向調査」の結果(確報)を公表
発表日:2018.12.20
林野庁は、「平成29年木質バイオマスエネルギー利用動向調査」の結果(確報)を公表した。同調査は、木質バイオマス(木材チップ、木質ペレット、薪、おが粉等)のエネルギー利用動向を把握するため、木質バイオマスをエネルギー利用している発電機及びボイラーを有する事業所を対象に実施しているもの。平成29年の調査では、調査対象として全国1,447事業所のうち、1,398事業所から回答があった(回答率97%)。平成29年にエネルギーとして利用された木質バイオマスの量は、木材チップが873万絶乾トン(前年比12.8%増)、木質ペレットが38万トン(同75.2%増)、薪が6万トン(同27.5%減)、木粉(おが粉)が41万トン(同25.8%減)で、木材チップのうち、間伐材・林地残材等に由来するものは263万絶乾トン(同37.4%増)であった。また、木質バイオマスを利用する発電機の数は264基(同24基増)、ボイラーの数は2,058基(同86基増)であった。
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