林野庁、「平成28年木質バイオマスエネルギー利用動向調査」の結果(確報)を公表
発表日:2017.12.25
林野庁は、「平成28年木質バイオマスエネルギー利用動向調査」の結果(確報)を公表した。同調査は、木質バイオマス(木材チップ、木質ペレット、薪、おが粉等)のエネルギー利用動向を把握するため、木質バイオマスをエネルギー利用している発電機及びボイラーを有する事業所を対象に実施しているもの。平成28年の調査では、調査対象として全国1,413事業所のうち、1,343事業所から回答があった(回答率95%)。平成28年にエネルギーとして利用された木質バイオマスの量は、木材チップが773万絶乾トン(前年比12.0%増)、木質ペレットが21万トン(同34.1%増)、薪が5万トン(同2.6%減)、木粉(おが粉)が32万トン(同12.0%減)で、木材チップのうち、間伐材・林地残材等に由来するものは192万絶乾トン(同64.2%増)であった。また、木質バイオマスを利用する発電機の数は240基(同8基増)、ボイラーの数は1,972基(同27基増)であった。
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