秋田県、「羽後町木質バイオマスセミナー」を開催
発表日:2019.01.10
秋田県は、「羽後町木質バイオマスセミナー」の開催概要を紹介した。同県羽後町は総面積の約7割を森林が占めており、この豊かな森林資源を有効活用することで、林業が成長産業化するとともに町の活性化に繋がることが期待されている。一方、木材の価格低迷により、森林所有者の林業離れや林業従事者の減少などが進んでおり、間伐や再造林等の整備が遅れているほか、木質バイオマス等の原料調達や事業スキームの構築なども課題となっている。同セミナーは、町内に豊富に賦存する木質バイオマスの利活用を推進することで、適正な森林整備に繋げるとともに、町内の雇用創出や活性化および循環型社会の構築による持続的な町づくりを進めることを目的に、羽後町と湯沢雄勝林業協会の主催により開催する。平成31年1月21日に羽後町活性化センター(秋田県雄勝郡羽後町)で、1)調査報告、2)活動事例(2件)、3)パネルディスカッションなど行うという。