千葉県は、平成31年度水生生物による水質調査参加者を募集すると発表した（申込期限：2019年6月3日）。同調査は、カゲロウやサワガニ等河川に生息する水生生物を指標として水質を判定するもの。生徒や住民による調査を通じ、河川の水質状況を把握してもらうとともに、水辺環境に興味を持ってもらうことを目的として、昭和59年から実施している。平成30年度は14団体、293人の参加があり、のべ338人の方から、淡水域21調査地点の調査結果の報告がされた。今回、平成31年度の参加者を募集する。調査の流れは、1)県内の川から調査する川を選び、2)そこにすんでいる水生生物を捕まえる。3)捕まえた生物の種類を調べ、4)その川のきれいさを判定する。4)調査を行った結果はインターネットまたは調査用紙で報告する、となっている。参加者へは、調査方法を記載した冊子「川の生きものを調べよう」や、水生生物が一覧できる下敷きなどが送付されるという。