東海大、クサウオ科の新種「ミツバインキウオ」を発見
発表日:2019.05.13
東海大学の研究グループは、新種のクサウオ科深海魚「Paraliparis variabilidens(標準和名:ミツバインキウオ)」に関する論文が学術誌に掲載されたことを発表した。同種は、2016年11月に同校の小型舟艇「北斗」によって、駿河湾の水深1,462~1,562mから採集された。これまで知られている他種とは、歯や胸びれの形、眼の大きさ、体色等の特徴が異なっているという。ミツバインキウオという標準和名は、同種の特徴の一つである「先端が三つ又に分かれた歯」に由来。2017年の「スルガビクニン」、2018年の「オナガインキウオ」に続き、駿河湾では3例目の新種発見であるという。
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