国土交通省は、「地域交通グリーン化事業」による補助対象事業として支援を決定したと発表した。同省では、大気環境の改善及び地球温暖化防止の観点から、環境に優しい電気バス、燃料電池タクシーなどを使った交通サービスの普及を促進するため、事業者や地方公共団体などに対して、車両の導入費用などを補助する「地域交通グリーン化事業」を実施している。今回、申請された事業計画について、外部有識者が審査した内容を踏まえ、同事業による補助対象事業として、新たに8事業の支援を決定した。内容としては、電気バス、燃料電池タクシー及び付随する充電設備を導入する費用の1/3を支援するもので、電気バス10台（うち改造2台）、燃料電池タクシ2台、充電設備として急速充電設備8基、普通充電設備1基が導入される。同省では、今後とも、環境に優しい自動車の普及・促進を進めていくという。