国交省、「地域交通グリーン化事業」による補助対象事業として支援を決定
発表日:2021.02.08
国土交通省は、「地域交通グリーン化事業」の補助対象として3事業の支援を決定したと発表した。同事業は、大気環境の改善及び地球温暖化防止の観点から、環境に優しい電気バス、燃料電池タクシーなどを使った交通サービスの普及を促進するため、事業者や地方公共団体などに対して、車両の導入費用などを補助するもの。今回、第3次公募期間中に申請のあった事業について、外部有識者からなる「地域交通グリーン化事業検討会」において審査した内容を踏まえ、電気自動車や燃料電池自動車を活用した各地域での多様な交通サービス展開や、他の地域や事業者に対して導入を誘発・促進することが期待される事業を、補助対象事業として支援することを決定した。導入する車両は電気バス6台、燃料電池タクシー1台、充電設備は急速充電設備3基、普通充電設備2基、外部給電装置2基で、導入費用の1/3を国が負担する。同省では、地域の計画と連携した取組みを支援するとともに、段階的に次世代自動車の本格的普及を進めていくという。