環境省、PCB廃棄物適正処理推進に関する検討委員会(第27回)の開催概要を公表
発表日:2019.09.17
環境省は、第27回「PCB廃棄物適正処理推進に関する検討委員会」の開催概要を公表した。同委員会は、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(平成13年法律第65号)」附則の規定に基づき、ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の適正処理推進策の検討などを目的として開催されているもの。平成23年10月1日に第1回委員会が開催され、毎年度2~6回、PCB廃棄物に係る現状把握や、諸課題の検討が行われてきた。今次委員会は、令和元年10月16日に東京都下で開催される(公開形式)。学識経験者や、関係機関・団体(公的研究機関、自治体、電気・鉄鋼・石油業界団体)および公益法人・NPO法人等の職員が、1)無害化処理認定施設の処理対象のPCB廃棄物の拡大、2)北九州PCB廃棄物処理事業(変圧器・コンデンサー等)の先行事例の展開、3)PCB廃棄物処理の進捗状況、4)PCB廃棄物の早期処理に向けた取組、5)PCB廃棄物処理施設の解体・撤去、6)低濃度PCB廃棄物の処理に向けた取組などについて検討するという。