佐賀県、平成30年度公共用水域及び地下水の水質調査結果を公表
発表日:2019.11.08
佐賀県は、平成30年度の公共用水域及び地下水の水質調査結果を公表した。同県では、水質汚濁防止法の規定に基づき、国及び市町と連携して、河川や海域等の公共用水域及び地下水の水質調査を実施し、1年分をとりまとめて公表している。平成30年度の調査結果は以下のとおり。1)公共用水域では、健康項目は全地点で環境基準を達成した。健康項目は、57地点(河川28地点、湖沼3地点、海域26地点)において調査した結果、河川の1水域で鉛の環境基準を超過した。生活環境項目のBOD・CODの環境基準達成率は、河川(BOD)100%、湖沼(COD)0%、海域(COD)50.0%であった。また、富栄養化の度合いを示す全窒素・全燐の環境基準達成率は、湖沼0%、海域71.4%であった。2)地下水の概況調査では、29地区50本の井戸を調査した結果、環境基準を超過した井戸はなかった。また、汚染井戸周辺地区調査では、15地区47本の井戸を調査した結果、8地区15本の井戸について、トリクロロエチレン等5項目が、環境基準を超過した。なお、これらの井戸については、今後も引き続き監視を継続していくという。
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