東京ガス(株)、生ごみからバイオエタノールとバイオガスを同時に回収する実証試験を実施
発表日:2007.12.12
東京ガス(株)は、(財)東京都環境整備公社と共同で、東京都区内の小中学校の給食ごみ等の生ごみから、バイオエタノールとバイオガスを同時に回収する実証試験を実施する。この実証試験は、環境省の「次世代廃棄物処理技術基盤整備事業」により行われるもので、従来のメタン発酵によるバイオガス回収方法と比較して、より高効率で高付加価値の再生可能エネルギーを回収するシステムの構築を図るため、江東区清掃事務所内に実証試験施設を建設する。同施設では、生ごみ(一日あたり200kg)を粉砕後、酵素を加えて糖化して液分と固形分に分け、液分からバイオエタノール、残りの固形分やエタノールの蒸留廃液等からバイオガスを回収。回収されたエタノールは学校教育用、バイオガスは発電して施設内機器の運転に用いるなど、地産地消の実現を図る予定という。
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