環境省、JCM資金支援事業のうち設備補助事業(令和2年度)の採択案件を公表
発表日:2020.07.06
環境省は、令和2年度「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」の公募における第一回採択案件を公表した。同事業は、途上国においてGHG排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)により算出された排出削減量をJCMの仕組みを用いて日本の排出削減量として計上するために、事業者(国際コンソーシアム)に対して、初期投資費用の1/2を上限とする設備補助を行うもの。公募(公募実施期間:令和2年4月6日~10月30日、執行団体:(公財)地球環境センター)、書面審査およびヒアリングによる二次審査等を経て、1)フィリピンにおける「パラヤン地熱発電所における29MWバイナリー発電プロジェクト(想定削減量:72,200 tCO2/年、代表事業者:三菱重工業(株))」、2) ベトナムにおける「アンザン省における57MW太陽光発電プロジェクト(想定削減量:28,208 tCO2/年、代表事業者:(株)兼松KGK」、のほか4カ国(ベトナム:4件、ラオス:1件、インドネシア:1件、タイ:2件)におけるGHG排出削減プロジェクト、全10件が採択された。
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