環境省、JCM資金支援事業のうち設備補助事業(2019年度)の採択案件を公表
発表日:2019.11.26
環境省は、2019年度「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」の公募における第三回採択案件を公表した。同事業は、途上国においてGHG排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)により算出された排出削減量をJCMの仕組みを用いて日本の排出削減量として計上するために、事業者(国際コンソーシアム)に対して、初期投資費用の1/2を上限とする設備補助を行うもの。公募(公募実施期間:2019年4月5日~11月29日、執行団体:(公財)地球環境センター)、書面審査およびヒアリングによる二次審査等を経て、1)モルディブにおける「マーミギリ島及びマーンドゥ島における1.1MW 屋根置き太陽光発電システムの導入(想定削減量:862 tCO2/年、代表事業者:シャープエネルギーソリューション(株))」、2)ベトナムにおける「ホテル及びオフィスへの高効率エアコン及び空冷チラーの導入(想定削減量:2,661 tCO2/年、代表事業者:日立ジョンソンコントロールズ空調(株))」、のほか2カ国(インドネシア:2件、チリ:1件)におけるGHG排出削減プロジェクト、全5件が採択された。
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