NEDO、浪江町で水素の地産地消を推進
発表日:2020.10.26
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、福島県浪江町が「道の駅なみえ」に設置した純水素燃料電池システム(定格出力:3.5 kW)に対して、「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で製造した水素の供給を開始する。FH2Rは再エネ由来電力を用いて毎時1,200Nm3(定格運転時)の水素を製造し、貯蔵・供給する実証施設で、NEDOが同町大字棚塩地区(棚塩産業団地内)において建設を進め、2020年3月から稼働させている。今回、「FH2Rを活用した水素の普及拡大に向けた取り組みに関する浪江町とNEDOとの連携・協力に関する基本協定(協定期間:2020年10月26日~2022年3月31日)」に基づく初の取組として、復興のシンボルとして整備された「道の駅なみえ」における水素供給・活用を実施する。純水素燃料電池システムは発電のみならず、プロセス発生熱を用いて温水供給もできる仕組みとなっており、2020年11月から道の駅の照明・空調・給湯などに活用されるという。
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