農林水産省は、令和2年度「地域における気候変動適応実践セミナー（果樹、九州・沖縄地域）」を開催すると発表した。同省は、長期的な視点が必要になる果樹の適応策について、地域における気候変動適応の実践を推進するため、九州・沖縄地域において果樹をテーマにセミナーを開催する。セミナーでは、適応策を実践するメリットを関係者が共有するため、研究や先行事例の紹介や、地域における適応策の実践に係る課題やその解決策、国・自治体・事業者の役割等について議論する。今次セミナーは、令和2年11月18日に福岡県福岡市においてオンライン配信と併用による公開形式で開催される。プログラムは、基調講演や、話題提供「気候変動適応策に関する研究成果」「自治体等における適応策の取組事例の紹介」「影響評価のダウンスケールとその活用」、パネルディスカッション・グループディスカッションなどを行う予定という（事前申込制、定員：会場20名、オンライン40回線程度）。