環境省、岡山県での高病原性鳥インフルエンザ発生(野鳥国内10例目、家きん国内22例目)に伴う野鳥緊急調査の結果を公表
発表日:2020.12.21
環境省は、岡山県での高病原性鳥インフルエンザ発生(野鳥国内10例目、家きん国内22例目)に伴う野鳥緊急調査の結果を公表した。この調査は、岡山県小田郡矢掛町の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出及び同県美作市の養鶏場における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認を受けて実施されたもの。令和2年12月14日~16日の3日間、同県矢掛町の確認を受けて指定した野鳥監視重点区域にある渡り鳥の飛来地等13か所において、検査優先種1(3種)、検査優先種2(4種)、検査優先種3(5種)、合計(12種)の調査を実施した。また、同年12月16日~18日の3日間、同県美作市の確認を受けて指定した同13か所において、検査優先種1(4種)、検査優先種2(4種)、検査優先種3(9種)、合計(17種)の調査を実施した。生息状況調査、死亡野鳥調査等の結果、いずれの調査においても、野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。同省では、引き続き野鳥監視重点区域における野鳥の監視を実施するという。
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