環境省、奈良県の高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査結果(野鳥国内23例目)を発表
発表日:2020.12.25
環境省は、奈良県で回収された死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性を発表した(野鳥国内23例目)。これは、令和2年12月20日に奈良県吉野郡大淀町から回収されたオオタカ1羽の死亡個体を、同日に簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応と判明し、同年12月25日に鳥取大学が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出(陽性)された旨の報告を受けたもの。同省は、回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、鹿児島県及び熊本県と調整の上、野鳥監視重点区域内における野鳥の監視を一層強化するという。
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