環境省、「家庭部門のCO2排出実態統計調査」平成31年度・確定値を公表
発表日:2021.03.26
環境省は、平成31年度(令和元年度)「家庭部門のCO2排出実態統計調査」の結果(確定値)を公表した。同調査は、家庭部門の詳細なCO2排出実態等を把握し、地球温暖化対策の企画・立案に資する基礎資料を得るために、同省が平成29年度から本格的に実施しているもの。全国10地方の店舗等併用住宅以外の住宅に住む主世帯13,000世帯を対象に、世帯構成、住宅の建て方、電気、ガス等のエネルギー消費量、家電製品別の使用状況など、延べ496項目にわたって詳細調査を行い、得られた結果等を利用してCO2排出量を推計している。世帯あたりの年間CO2排出量は2.72 t- CO2であり、平成29年度と比べると0.18 t- CO2(6.2%)減少した。調査結果について、地方公共団体、大学等による活用を進めるという。