長野県は、全国の都道府県に先駆け、「信州まちなかグリーンインフラ推進計画」を策定したと発表した。グリーンインフラ（Green Infrastructure）とは、社会資本整備や土地利用等において、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある都市・地域づくりを進める取組のこと。同県は、持続可能な社会の構築や都市防災等の重要性の高まりから、都市施設や土地利用にみどりの多様な機能の活用を図るため同計画の策定に至った。具体的には、同県の都市計画区域マスタープランをはじめ、各市町村のマスタープラン等においてグリーンインフラを位置付けることを目指すほか、まちなかにおけるグリーンインフラの導入事例10件等を展開方針として掲げ、計画の実行に向けたアクションプランも掲載している。この計画は県のホームページで見ることができる。