小千谷市、ニシキゴイ「養鯉場」への再エネ導入の可能性を調査
発表日:2021.05.06
新潟県小千谷市(おぢやし)は、「錦鯉(ニシキゴイ)関連施設」への再生可能エネルギー導入可能性調査を実施した(委託事業者:(株)オリエンタルコンサルタンツ)。同市は、錦鯉の発祥地として知られており、近年では「クール・ジャパン」を代表する商品として錦鯉が輸出されるなど海外からも注目されている。今回、錦鯉の養鯉場(ようりじょう)および市営の錦鯉展示施設(錦鯉の里)への再生可能エネルギーの導入可能性調査を行い、調査結果をホームページに公表した(PDF形式、1.87MBおよび1.21MB)。養鯉場においては、熱エネルギー利用設備・太陽光発電設備等を検討し、将来的な養鯉場におけるエネルギー利用モデルとして、地中熱ヒートポンプの活用やポンプの動力を太陽光で賄う事、小水力発電導入や「もみ殻」バイオマスの熱利用について展望している。一方、「錦鯉の里」においては、地中熱ヒートポンプ(100KW×2基)の導入効果が最も高いと評価した。なお、同市では太陽光発電や雪氷熱利用設備について補助対象経費の1/3(上限20~40万円)を補助する「小千谷市再生可能エネルギー設備導入促進補助金」を募集している(申請期間:令和3年4月26日~5月31日)。
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