環境省、慶良間諸島国立公園内にビジターセンター設置
発表日:2021.05.27
沖縄奄美自然環境事務所は、座間味村字座間味集落内に、ビジターセンター「青のゆくる館」が2021年5月23日に完成したと発表した。環境省は日本の国立公園を世界水準のナショナルパークにすることを目指しており、慶良間諸島国立公園は、「国立公園満喫プロジェクト」を集中的に実施する8公園の一つに選定されている。同館は、年間約10万人近くの利用者を迎える座間味村の玄関口に整備されたビジターセンターで、慶良間諸島を象徴する美しい海「ケラマブルー」をより満喫できる場所であるようにとの想いから「青のゆくる館」と名付けられた。外観は赤瓦・花ブロック・琉球石灰岩・シーサーなど、沖縄らしさが随所に見られる。館内の主な施設機能としては、1)慶良間諸島国立公園や座間味島のガイダンス、2)観光案内カウンター、3)VR映像を活用した慶良間の海の透明度が体験できる映像展示、4)多種多様な生きものの紹介などの展示、5)ルールやマナーの普及啓発、6)飲食を提供するカフェや休憩スペースなどとなっている。