葛飾区、綾瀬川の生物調査結果を公表
発表日:2021.06.04
葛飾区は、区内を流れる利根川水系中川の支流である「綾瀬川」の生物調査結果を公表した。同区では「葛飾区環境基本計画」の元、「飾区一般廃棄物処理基本計画」、「生物多様性かつしか戦略」、「飾区地球温暖化対策実行計画」なども策定し、新たな環境施策に取り組んでいる。平成15年からは、綾瀬川の生物相を調査しており、今回で18年目となる。令和2年7月7日と10月2日に東四つ木避難橋付近で調査したところ、マルタ、ボラ、マハゼなどの魚類、環境省のレッドデータブック掲載種であるワスレナグモ(クモ類)やウミゴマツボ(底生動物)などが観察された。一方、特定外来生物のカワヒバリガイ、ウシガエル、ナガエツルノゲイトウも確認されたという。なお同区では、環境保全団体が実施する調査・研究活動及び一般区民を対象とした環境啓発活動を募集している(最大10万円、申し込み期間:令和3年5月25日~6月25日)。
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