国交省、「軽石」回収技術を検討する第2回WGの開催概要を紹介
発表日:2021.11.12
国土交通省は、海底火山の噴火に伴う漂流軽石の効果的な回収技術を検討するため、令和3年11月16日に開催する「漂流軽石回収技術検討ワーキンググループ(第2回)」の開催概要を紹介した。令和3年8月に発生した海底火山「福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)」の噴火により、10月末に鹿児島県及び沖縄県の複数の港湾・漁港において軽石の漂流・漂着が確認され、離島航路や漁船等の船舶の航行が困難となるなど、人流、物流への支障も発生している。海流等の状況によっては、今後、本州や四国などの港湾・漁港に軽石が漂流・漂着することも想定されることから、同省は水産庁と連携して、関係団体や研究機関の協力を得つつ、軽石が漂着した際に対処可能な技術を早急に取りまとめ、港湾管理者・漁港管理者等の関係者に広く周知する必要がある。そこで、今回、第2回WGを開催し、沖縄県及び鹿児島県の港湾等における軽石漂流・漂着による被害状況の把握と漂流軽石の回収技術に係る実証結果及び留意事項(中間取りまとめ)(案)の検討を行うという。
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