環境省、除去土壌を用いた鉢植えを関連施設へ設置
発表日:2021.12.13
環境省は、福島県の除染で生じた除去土壌を用いた鉢植えを、環境省関連施設内(関東地方環境事務所、東北地方環境事務所、環境調査研修所、新宿御苑及び国立環境研究所)へ設置すると発表した。同取組は、関係法令にのっとり、福島の復興に向けた理解醸成の取組の一つとして、風評払拭や風化対策を意図したもの。令和2年3月より、中間貯蔵施設に搬入して分別した土壌(約2~5kg/鉢)を鉢植え(8個)に用い、表面を土で覆い、観葉植物を植えて、環境本省の環境大臣等の部屋に設置し、令和3年7月にそのうち4個を内閣総理大臣官邸、復興庁、自由民主党本部、公明党本部に設置している。今回、新たに5個の鉢植えを、環境省関連施設内に設置し、除去土壌の再生利用等に関する更なる理解醸成を図る。環境本省及び総理官邸等に置いている鉢植えについては、設置以来、週に1回放射線のモニタリングを行っているが、鉢植えの設置前後の空間線量率に変化は見られていない。同省では、全国的な理解醸成や再生利用の推進に向けた取組を進めて行くという。
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