北海道、令和3年度第1回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表
発表日:2022.01.06
北海道は、令和3年度第1回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表した。今回の調査(実施日:令和3年12月3日)は、小中学生など418人の協力の下、9振興局41市町村、349箇所(内野生346箇所)で実施した。同調査により、飼育個体が36羽、野生個体は901羽、の計937羽(成鳥が829羽、幼鳥が72羽)が確認された。確認羽数は前年同期より158羽少なく、特に釧路管内で大きく減少した(前年比:△140羽)。有識者によると、調査日までの気温が高く、給仕場以外の人目につきにくいところに広く分散していた可能性があるとのこと。また、分布について、新たに石狩管内で2羽が確認され、道央への分布拡大が徐々に進みつつあるとしている。北海道では、個体数増加に伴い、分布域を広げており、住民、児童、生徒などの調査参加を広く呼びかけたいとしている。
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