徳島市、上下水道局の太陽光発電設備の発電量・CO2削減量実績を発表
発表日:2022.01.11
徳島市は、上下水道局の太陽光発電設備の発電量・CO2削減量実績を発表した。上水道事業は、多くのエネルギーを消費する施設があり、省エネルギー化を進め、再生可能エネルギーの利用について積極的に取り組むことが求められていることから、同市では、平成26年9月に第十浄水場内に売電用の太陽光発電設備を設置した。この施設は、現在、一般家庭約446戸分相当の年間電力消費量を削減する設備となった。発電した電力は、固定価格買取制度を活用し、全量を電力会社に売却、その収益を上水道施設の維持管理費用等に充てている。また、平成30年2月には環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業)の交付を受け、自家用の太陽光発電設備を設置し、浄水場で使用する電力の一部を太陽光発電で賄うことで、商用使用電力量の削減を見込んでいた。実際に、売電用途として、1.5メガワットの発電設備を設置し、全量を電力会社に売電し、令和2年度には1,064.9tのCO2を削減、また自家用用途として、500キロワットの発電設備を設置し、令和2年度には437.6tのCO2を削減したという。上下水道局では、「環境にやさしい浄水場」を目指して積極的に地球温暖化対策への取組を進めるという。
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