日本財団、牡蠣パイプと人工芝のアップサイクル試作品を紹介
発表日:2022.01.11
(公財)日本財団は、「Material Circulator」による、回収した牡蠣パイプ、人工芝のアップサイクル製品の試作成功について紹介した。この取り組みは、日本財団、(一社)日本先端科学技術教育人材研究開発機構 、(株)リバネスが共同実施する「プロジェクト・イッカク」の一環。「Material Circulator」には(株)ピリカのほか、アップサイクル商品の企画やごみ拾いプロジェクトを手がける(株)マナティ、環境配慮型の素材開発を手がける(株)TBM、東京理科大学、製品のデザイン・企画を手がけるマナブデザイン(株)が参画している。今回、牡蠣パイプ、人工芝を回収し、東京理科大学監修の元、分析・洗浄・選別され、ペレタイズされて、製品化のための素材に変換した。そして人工芝と牡蠣パイプのペレットを30%含有(70%は石油由来のプラスチック(バージン)を活用)されたアップサイクル商品(三角コーン2種)などを試作した。試作以降も月500kg程度の安定的な素材回収が可能な協力関係も構築でき、今後は、プラスチックメーカー等へ素材の活用や、共同商品企画を展開していく予定という。
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