JFEエンジなど、顧客工場の廃棄物エネルギー利用と再エネ電力調達を促進
発表日:2022.01.06
JFEエンジニアリンググループは、日本たばこ産業(株)東海工場(静岡県磐田市)で廃棄物エネルギー利用等に関する新事業を開始した。新事業は、地元の産業廃棄物収集・運搬事業者・環境のミカタ(株)との協業によって実現した。同工場で排出された廃棄物(製品の箱やフィルムなどの包装材や刻たばこ等)の収集・運搬の流れが成立したことで、当該グループのJ&T環境(株)が保有するプラントにおける焼却発電や、JFEエンジニアリング(株)が100%出資する新電力会社・アーバンエナジー(株)の独自サービスを適用することが可能となった。アーバンエナジー(株)が提供するサービスは、焼却発電よって創出した電力の買い取り、顧客に還元する際に処理量に応じた電力料金の割り引きを行うもので、環境経営に関心の高い企業等からの引き合いが多いという。一方、日本たばこ産業(株)は「JTグループ環境計画2030(2019年5月策定)」のなかで、事業活動で使用する電力を2050年までに100%再エネ由来にすると宣言しており、新事業では安価な再エネ電力や低炭素電力の調達によってCO2排出量の低減を図ることができるプラン(名称:低CO2プラン、再エネ率:30%)の採用も決定している。
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