環境省は、環境活動を行っている全国の高校生を対象とする「第8回全国ユース環境活動発表大会」の開催概要を発表した(募集締切：令和4年11月2日）。豪雨の頻発など気候変動問題が顕在化しており、大量生産・大量消費・大量廃棄の経済活動・日常生活が、生物多様性の損失につながり地球環境に限界をもたらすなど環境危機と言われる中、社会全体の行動変容が求められる。ライフスタイルの転換、脱炭素、循環経済そして分散・自然共生という多角的な切り口によりグリーン社会を目指す必要があると考え、Ｚ世代といわれる高校生などユースたちが、全国各地で社会課題解決のためこの大会を開催する。取り組みをサポートし、持続可能な地域循環共生社会を実現することを目指す。全国8地区で環境活動を行っている高校生等を対象に環境活動の事例を募集し、提出された発表動画のうち、一次審査で選考されたものを審査する地方大会を令和4年12月に実施。また、全国大会を、令和5年2月に実施し、優れた団体に対して、環境大臣賞等の授与を行うという。