環境省は、環境活動を行っている全国の高校生を対象とする「第9回全国ユース環境活動発表大会」の開催概要を発表した(募集締切：令和5年11月6日）。国内外で豪雨の頻発など気象災害が顕在化しており、気候変動問題は「気候危機」と言われ、大量生産・大量消費・大量廃棄の経済活動や日常生活が、生物多様性の損失に繋がり、地球環境に限界をもたらしつつある。同省では、2050年代の社会を創るミレニアル世代と、Z世代といわれる高校生等のユース等の、未来を創る活動をサポートし、持続可能な地域循環共生社会実現を目的として、「全国ユース環境活動発表大会」を実施している。今回、第9回目となる本大会では、全国8地区で環境活動を行っている高校生等を対象に環境活動の事例を募集する。提出された発表動画のうち、一次審査で選考されたものを審査する地方大会を令和5年12月に実施。令和6年2月に全国大会を実施し、優れた団体に対して、環境大臣賞等の授与を行うという。