令和4年版「日本の水資源」 地下水に関わる世論調査など追加
発表日:2022.11.16
国土交通省は、「令和4年版日本の水資源」を公表した。同省では、水資源行政の基礎資料として活用するとともに、我が国と世界の水を巡る現状を理解し、安全・安心な水のための取組みの基礎資料として広く活用するため、平成27年度より、関係府省庁の協力により公表している。水資源の賦存状況、都市用水・農業用水の利用状況等のデータ、我が国における水の適正利用や水資源に関する連携・理解促進等の取組状況や水資源に関する国際的な取組状況がとりまとめられている。令和4年版では、最新データを反映するとともに、新たに地下水に関わる世論調査等のデータを追加し内容の充実を図っている。この世論調査によると、全体的な特徴として、健全な水循環、地下水の保全と利用に対する国民の意識は高く、地下水の保全と利用のバランスについては、55.8%がバランスをとるべきと回答している一方、保全すべきとの回答が42.3%で、しっかり保全したうえで、利用とのバランスをとるべきとの認識を示している。99.1%が水の循環を健全に保つ必要があると回答している。また、地下水の問題を予防・解決は行政が取り組む必要があると98.1%が回答しているという結果になっている。
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