国土交通省は、令和4年度「地球温暖化防止に貢献するブルーカーボンの役割に関する検討会」の第1回会議を開催すると発表した（開催日：令和5年1月24日、於：航空会館(東京都港区)）。同検討会は、脱炭素社会実現への貢献を目指し、CO2吸収源の新しい選択肢として注目されるブルーカーボン生態系の活用に向けた具体的な検討を行うことを目的に設置している。今回、昨年度の取組やブルーカーボンのインベントリ（一国が一年間に排出・吸収した温室効果ガスの量をとりまとめたデータ）・NDC（パリ協定に基づく、温室効果ガス削減目標についての「自国が決定する貢献」）登録に向けた吸収源分科会の報告内容の共有、地方港湾以上の港湾区域を対象としたブルーカーボン生態系によるCO2吸収量の試算等について検討・報告するという（会議は傍聴不可）。