徳島市、アルゼンチンアリ一斉防除 殺虫剤を無料配布
発表日:2023.07.21
徳島市は、令和5年7月23日に特定外来生物のアルゼンチンアリ(学名:Linepithema humile)の一斉防を行う。同市においてアルゼンチンアリは、令和3年9月以降、南島田町、庄町、多家良町において確認されていた。同種は南米原産。この150年間に北米、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアのほか、ハワイ諸島など侵入・定着しており、日本では、平成5年に広島県廿日市市で定着が確認され、現在では12都府県に定着している。国際自然保護連合の「世界の侵略的外来種ワースト100」や日本の「特定外来生物」に指定され、輸入、飼養、運搬等が規制されている。同市では、アルゼンチンアリは早期発見、早期対策によって被害を最小限に食い止める必要があることから、一斉防除を行う。対象地域一帯に殺虫剤を設置し、アルゼンチンありの根絶を目指す。市民へ殺虫剤を配布し、自宅等の敷地に設置することを依頼する。また、同種と疑われるアリを見つけられた場合は、徳島市環境政策課まで情報提供を呼び掛けている。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS