神奈川大学による海中ソーラー発電の実証実験(横浜・みなとみらい地区)
発表日:2023.08.31
横浜市は、神奈川大学による海中ソーラー発電の実証実験開始について発表した。海中ソーラー発電は、ソーラーパネルの冷却や汚れ防止等による発電効率の向上が期待でき、海に囲まれた日本を始めとした地球規模での太陽光発電の可能性がある。神奈川大学の研究グループと横浜市は、令和3年12月24日に「臨海部における現代的・先端的課題の研究、横浜港の機能強化及び人材の育成に向けた相互協力に関する協定」を締結している。今回、同協定に基づき、みなとみらい地区日本丸メモリアルパーク付近の水域において、日本初となる海中ソーラーパネルの発電実証実験を行う。実験は、クリーンエネルギーとして期待されるソーラー発電の適地拡大に向けた研究で、ソーラーパネルを海中に沈めることで、発電効率の向上と、フジツボをはじめとした海中汚損生物の付着防止の機能を持つ太陽光発電システムの可能性を検討する。同実証実験において、横浜市は実験フィールドを提供し、同大学と実用化に向けた検討を進めるという。
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