柏の葉スマートシティで、電気自動車への走行中給電の公道実証実験が開始される。この実証実験は、柏市、東京大学、その他関係機関と「柏ITS推進協議会」の枠組みで実施する電気自動車への走行中給電技術の取組が、国土交通省が公募した「道路に関する新たな取り組みの現地実証実験」として採択されたもの。今回、令和5年10月から令和7年3月まで、柏の葉キャンパス駅西口至近の市道で、日本初となる公道上における電気自動車への走行中給電技術の実証および社会的受容性の確認を実施する。柏の葉キャンパス駅を中心とした地域では、公・民・学連携により「柏の葉国際キャンパスタウン構想」に基づく先進的なまちづくりが進められており、その一環として、道路政策ビジョン「2040年、道路の景色が変わる」にも掲げられ、低炭素道路交通システムの実現による地球温暖化の進行抑制に向けた大きな貢献が果たせるものと考えているという。