国交省、水素燃料電池鉄道車両等の導入・普及に関する連絡会を設立
発表日:2023.10.30
国交省は、水素燃料電池鉄道車両等の導入・普及に関する連絡会を設立し、第1回目会合の開催概要を公表した(開催日時:令和5年11月1日、於:中央合同庁舎/オンライン併用)。2050年カーボンニュートラルや水素社会の実現に向け、鉄道分野においても水素の利活用を推進することが必要と考えられている。特に、水素から生み出した電気を動力源とする水素燃料電池鉄道車両は非電化区間のディーゼル車両から置き換えることで非化石エネルギー転換の切り札となる。水素燃料電池を搭載した鉄道車両の実用化は、技術課題の解決や社会実装に向けた量産化・コスト低減が必要不可欠で、技術開発の動向や水素供給拠点等のインフラの整備状況を見極め、制度面での措置を含めた官民一体の取組を進めることが重要となってくる。このため、水素の利活用に関する検討状況の共有、情報収集と整理により、我が国の鉄道の水素燃料電池鉄道車両等の導入・普及の推進を図る目的で、同連絡会の設立に至った。第一回となる今回は、連絡会の設置、鉄道事業者等における検討状況を議題として、意見交換が行われる。
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