三菱重工、西豪州パースに脱炭素拠点を新設
発表日:2025.04.07
三菱重工業は、豪州西部のパースに新たな脱炭素事業の営業拠点「Mitsubishi Heavy Industries Australia Perth Office(MHI-AUS パース支店)」を設立した。西豪州は鉱業や資源産業を中心に経済が発展しており、特にパースはその中心的な都市として重要な役割を果たしている。また、西オーストラリア州政府による水素・アンモニア・CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)への法整備・政策支援を追い風に、インフラ整備が進展している。同社は、今回のパース支店設立を通じて、ローカルパートナー企業との協力関係を深め、現地の顧客へのサービス提供を一層充実させることで、豪州のエネルギー政策関連における事業創出機会の拡大を狙う。