つくば市「脱炭素先行地域」選定でマイクログリッドやクリーン水素へ取り組む
発表日:2023.11.07
つくば市は、茨城県内初となる環境省「脱炭素先行地域」に選定され、マイクログリッドやグリーン水素についての取組を進めていく。環境省・脱炭素先行地域の第4回の募集が令和5年8月末に行われ、日本全国62の公共団体から54件の計画提案があり、つくば市を含む12件の計画提案が選定された。同市では、TXつくば駅を中心として概ね半径500mの範囲のつくば中心市街地を対象エリアとして「脱炭素がもたらすスーパーシティの加速化とスタートアップ創出・企業誘致による中心市街地の活性化」を計画している。計画では、電話・電気・上水道・地域冷暖房等で構成される地下トンネル等の既存共同溝を活用したマイクログリッドの構築や、地域資源を活用したバイオマス発電等による2030年までの脱炭素化を示した。これにより、つくば中心市街地の地域ブランドの向上、企業誘致や昼間人口の増加による再投資等の好循環を生みだし、つくば市が抱える、科学技術のビジネス化、若者の地域定着、中心市街地の活性化等の地域課題解決を目指すという。
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