東京都、次世代型ソーラーセルの実装検証を開始
発表日:2024.05.24
東京都は、東京国際クルーズターミナルで次世代型ソーラーセルの実装検証を開始する(事業期間:令和7年3月28日まで)。都では、電力の「(H)へらす・(T)つくる・(T)ためる」をキーワードに、脱炭素社会の実現とエネルギーの安定確保に向けた取組を推進している。今回、「次世代型ソーラーセル」の実用化に向け、東京国際クルーズターミナルに「次世代型ソーラーセル」を設置した実装検証を開始する。次世代型ソーラーセルは、ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造を用いた次世代型太陽電池。シリコン系太陽電池に比べ、「薄く軽くフレキシブル」であり、製造技術開発により大量生産と製造コスト低下の可能性が高い。日本発の技術であり、主原料のヨウ素は、世界産出量の約30%が日本国内産という特徴を持つ。同事業は、港湾施設への設置事例として、国内最大規模のものであり、都は、同事業による広範な展開を期待しており、エネルギーの安定確保と脱炭素社会の実現に向けた大きな一歩、と訴求している。
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