環境省は、ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの同時実現を目指す再生可能エネルギー推進技術の評価・実証事業の一環として、ソーラー舗装技術関連の公募採択結果を発表した。この事業は、自然環境への負荷を最小限に抑えつつ、技術的政策によりトレードオフを解消し、信頼される再生可能エネルギーの推進を目指している。今回、東亜道路工業の「自然景観への融合可能な路面太陽光発電の苑歩道設置に関する検証」が採択された。同社は提案は、新宿御苑において高い景観性と豊かな自然環境を有し、社会的需要性を検証しやすい環境で、景観と路面型太陽光発電設備との調和を検討するものである。景観への配慮を考慮した設置や空間デザインに関する実証が行われ、社会的受容性を高めることが期待されている。