横浜市、水道スマートメーターの普及・全国展開に本腰!
発表日:2024.12.20
横浜市水道局と東京電力パワーグリッドは、令和7年10月から水道スマートメーターの導入に向けた新たな技術検証を横浜市内で実施する。この取り組みは、通信コストの低減と通信の安定性を検証するものであり、先ずは保土ケ谷区、西区、中区の約1,000戸で実施される。具体的には、対象世帯の既存の水道メーターをスマートメーターに取り替え、一定期間は「人による指針値の確認」も併用するが、最終的には遠隔での自動検針への切り替えを進める。検針員が現地に赴く必要がなくなり、効率的な水道使用量の取得が実現する。──スマートメーターの全市導入はコストが最大の課題となるが、横浜市は、東京都・大阪市とともに仕様の共通化を推進し、コスト低減と大都市圏における普及促進を誘発する。今回の取り組みは、政令市の共同検針としては最大規模であり、他都市との連携を通じて全国的な波及が期待され、携帯キャリアを使用した安定的な自動検針も実証済みであるという。
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