（株）日立製作所は、CO2排出抑制を推進する日立グループの長期計画「環境ビジョン2025」の達成に向け、情報通信事業における地球環境貢献プランを策定したと発表した。同プランは、1）地球温暖化の防止、2）資源の循環的な利用、3）生態系の保全を柱として、カーボンフットプリントによるIT製品のCO2排出量の見える化や、製品回収スキームの強化、レアメタルの回収、運搬・リサイクルで発生するCO2に対するカーボンオフセット、生態系の保全に向けたITの有用性検証など、情報通信事業における環境配慮活動計画を具体化したもの。今後、同社は、同プランを実行することで2025年度までに情報通信事業において年間400万トンのCO2排出抑制をめざすとともに、顧客が取り組む環境経営に対する貢献力を高めていくという。