環境省ら、外来種被害防止行動計画をアップデート
発表日:2025.03.28
環境省・農林水産省・国土交通省は「外来種被害防止行動計画 第2版」を公表した。2023年9月、「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)」が「侵略的外来種とその管理に関するテーマ別評価報告書」を公表し、130を超える加盟国は外来種の侵入予防と早期対応の重要性を共有した。これを受け、環境省らは2015年に策定した「外来種被害防止行動計画」を改定し、外来種による被害の把握、経路の特定、優先順位付けなどの対策が進めてきた。しかし、新たな外来種の侵入・導入に歯止めをかけることは困難であり、現行計画期間における抜本的な対策強化が求められている。──第2版では、対策の対象種や目標を明確化することで、より多くの主体による実質的な対策を誘起が図られている。具体的な行動として、対策優先度を踏まえた防除計画の策定、外来種対策の実行、普及啓発及び人材育成、情報の共有・発信、調査研究・技術開発の推進、国際連携・国際貢献等を挙げている。第2版の目標は「2030年までに外来種による負の影響を軽減し、ネイチャーポジティブの実現に貢献する」ことだ。