パナソニック電工(株)、公共・産業用太陽光発電システムを新発売
発表日:2010.06.29
パナソニック電工(株)は、住宅用に続き、三洋電機製の太陽電池を採用した公共・産業用太陽光発電システムを2010年7月1日より発売し、公共・産業施設向け太陽光発電市場に本格参入すると発表した。近年、公共・産業用の太陽光発電システムの需要が年々増加傾向にあり、さらに2010年4月からの改正省エネ法の導入により、ビルや工場、店舗などの施設における太陽光発電システムの導入が一層増加すると予想されている。そこで同社は今回、公共・産業用向けに公称最大出力208.4W/枚の太陽光発電システムの販売を開始する。このシステムは、コストパフォーマンスを意識した多結晶タイプのため、大規模な施設などに最適であるという。また、同社は、太陽光発電による「創エネ」に加え、リチウムイオン電池による「蓄エネ」、LED照明などによる「省エネ」など、同社グループ製品の組み合わせにより、「ビルまるごと」「オフィスまるごと」などのエコ化を推進していくという。