新日本石油(株)、次世代型燃料電池(SOFC)システムの実証試験運転を開始
発表日:2008.01.16
新日本石油(株)は、次世代型燃料電池(SOFC)システムの実証試験運転を開始した。この実証研究は、(財)新エネルギー財団(NEF)が実施する「平成19年度 固体酸化物形燃料電池(SOFC)実証研究」の一環として、LPG仕様および灯油仕様の2種類のシステムで実施するもの。固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、各種の燃料電池の中で最高の発電効率を達成可能であることから、現在開発が進んでいる固体高分子形燃料電池(PEFC)と比べて電気需要の多い家庭等での使用に適した次世代の燃料電池と期待されている。今回同社では、システム提供者としてSOFCシステムを製造するとともに、設置・運転試験者として横浜市内の同社関連施設に設置し、実際の環境下でのデータを今後6ヶ月以上取得することにより、最新技術レベルおよび技術的問題点を把握し、今後の技術開発の課題を抽出する。
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