三井住友建設(株)、温暖化対策の実効性を「数値化・見える化」できる周辺温熱環境エンジニアリングツールを開発
発表日:2010.07.22
三井住友建設(株)は、温暖化対策や都市のヒートアイランド対策といった周辺環境の改善に貢献するため、さまざまな角度から温暖化対策の実効性を判断するための周辺環境エンジニアリングツールを開発し、実用化したと発表した。このツールは、1)風環境シミュレーション、2)熱環境シミュレーション、3)総合的環境性能評価(CASBEE-HI)、ならびに4)機能性建材データベースにより構成される。これにより、建物本体や街区における温暖化対策(周辺環境の改善)の効果を「数値化・見える化」することが可能となり、CO2排出量やエネルギー消費量の削減による電気やガスなどのランニングコスト削減量を、計画段階で確認できる。また、温暖化対策技術の社内データベースを用いて、効率的に対策技術を選択できる。同社は、集合住宅、生産施設をはじめとする建物の温暖化対策提案にこのツールを使用し、低炭素の都市・街づくりに貢献するという。
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