相馬共同火力発電(株)、木質バイオマス燃料を導入へ
発表日:2010.09.06
相馬共同火力発電(株)は、低炭素社会への取り組みとして、現在運転中の新地発電所第1・2号機(主要燃料:石炭、合計出力:200万キロワット)において、木質バイオマス燃料を導入することを決定したと発表した。今回導入されるバイオマス燃料は、木材を伐採したあとの未利用の残材をペレット状に加工したもの。同発電所では、このバイオマス燃料を石炭と混合し、ボイラーで燃焼する。同燃料の年間使用量は14万トン程度(石炭の使用量は年間約500万トン)、混焼率は3%程度(熱量ベース)となり、これによる二酸化炭素削減量は23万トン程度となる見込み。なお、同発電所では、同燃料用の導入に伴い、荷揚げ設備や貯蔵サイロ等を設置することとしており、今後、平成23年1月に工事を開始し、運用開始は平成24年度下期となる予定。
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