環境省は、平成22年9月7日（火）に開催された、平成22年度「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業に係る第4回日越合同政策検討会の結果を公表した。同省は、アジア諸国の環境問題に対処し、持続可能な経済発展を実現するため、平成20年6月に「クリーンアジア・イニシアティブ」を提唱し、我が国の公害克服の経験をもとに、環境対策、測定技術、規制体系、人材育成などをパッケージにして普及・展開し、低炭素型・低公害型社会へ誘導するための施策等を進めている。今回、その一環である「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業において、対象国のひとつであるベトナムと、今年度の共同政策研究の協力方針・内容の議論のための検討会を開催。同検討会では、1）今年度の共同政策研究の具体的課題、特にフィールド・スタディの内容、2）ベトナムにおける最近の環境施策とその結果、3）次環境管理能力強化に関する共同ワークショップの開催計画、について報告や合意等がなされた。