沖縄電力(株)、「宮古島メガソーラー実証研究設備」の設置工事を完了
発表日:2010.10.15
沖縄電力(株)は、「宮古島メガソーラー実証研究設備」の設置工事が完了したと発表した。この設備は、経済産業省資源エネルギー庁の離島独立型系統新エネルギー導入実証事業として同社が進めている4離島(多良間島、与那国島、北大東島、宮古島)におけるマイクログリッドシステム構築の一環であり、平成22年8月から9月にかけて設置された多良間島、与那国島及び北大東島に続くもの。宮古島の系統需要は最大で約50,000kWであり、今後、平成26年3月までの3年間、今回の太陽光発電設備(4,000kW)を系統連系した際の実系統へ与える影響を把握するとともに、ナトリウム硫黄電池(NAS電池)等による系統安定化対策に関する実証試験を実施する。具体的には、太陽光発電の急峻な出力変動を平滑化するための制御機能の検証や、太陽光発電と蓄電池との組合せによる周波数調整機能の検証を行うとともに、太陽光発電の予測結果及び蓄電池残存電気量に基づく発電計画の作成、及び同計画に基づく出力運転等を実施する予定という。
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