パナソニック（株）とパナソニック電工（株）は、（社）日本電球工業会による規格化に対応した「直管形LEDランプ」とその専用照明器具の開発を進め、2010年中の発売を目指すと発表した。また、同時に既設器具のリニューアル用として、ランプとソケット、電源がセットになった交換部品ユニットも併せて製品化する。これまで直管形LEDランプの規格はJISなどで標準化されておらず、電気用品安全法の対象にもなっていないなど、安全基準が明確に制定されていなかったことから、同社グループでは直管形LEDランプ（器具）の製品化を見送っていた。しかしこのたび、2010年10月8日に（社）日本電球工業会による規格（JEL801:2010）「L形口金付直管形LEDランプシステム（一般照明用）」が制定されたことに伴い、2010年末までの製品化を目指し、同規格に準拠したランプ、および専用器具の開発を進めていくという。なお、ランプの開発は、パナソニック（株）が、器具本体およびソケット、電源の開発はパナソニック電工（株）が担当する。